美女と野獣 〜だんだん日本語版が波に乗り出す〜
参考ＣＤ PCCD-00073
朝の風景
ベルのひとりごと
強いぞ、ガストン
ガストンの悪だくみ
ひとりぼっちの晩餐会
愛の芽生え
人間に戻りたい
夜襲の歌
美女と野獣
奇跡の変身
全歌詞はこちら
＊ ベル／伊藤恵理
＊ 野獣／山寺宏一
＊ ルミエール／若江準威知、江原正士（台詞）
＊ ポット夫人／ポプラ、福田公子（台詞）
＊ チップ／山口淳史
＊ コグスワース／熊倉一雄
＊ ガストン／松本宰二
＊ ル・フウ／中丸新将
＊ モーリス／あずさ欣平
＊ ナレーター／鈴木瑞穂
＊ 湯川れい子
美女と野獣、この映画は初のアカデミー作品賞にノミネートされたとかされないとかと色々話題になってました。英語版のペイジ・オハラの音痴でヒナヒナした歌でも構わないところを見ると、アカデミー作品賞は歌の実力は問わないらしい。それとも英語版はガストンがうまかったからそれで相殺されたか？それに引き換え、中国語（北京版）、日本語版の実力の高いことと言ったら、、、。フランス語も良かったけどちょっと個性にかけたかな。伊東はミュージカル”ミス・サイゴン”で、主人公キムのアンダースタディーだった（つまり普段は脇役、、主役が病気や怪我した時にはお呼びがかかる交代要員）。本役は本田美奈子と入絵加奈子、両者ともディズニー長篇吹き替えには未登場。本田が怪我をしてキムとして一時期舞台に立った伊東は”超”大好評、本田復帰後もキムとして出演依頼を受けたらしい。だが、”演技力の入絵、名前だけの本田”という評価が既に確立しつつある所で”歌の伊東”に入られると自分が見劣りするからと言う理由で本田が猛反対、伊東はまた脇役に戻ったと言う噂がある。
朝の風景（歌詞）
＊ ベル／伊東恵里
＊ ガストン／松本宰二
＊ ル・フウ／中丸新将
＊ 本屋／矢田稔 他大勢
他の声優の分かる方、メール下さい。
特にこれと言って語ることの無い、きれいにまとまった訳詞であった。歌の最後、ファニー・ガールと言う訳詞は、英語をそのまま持ってくるのでは無くもうちょっと練って欲しかった。
ベルのひとりごと（歌詞）
＊ ベル／伊東恵里
湯川は何故英語にしたのか？
”ミセス・ガストン”と言う歌詞でこの歌は始まるが、英語版ですら”Madame Gaston”とフランス語を使ってるのに何故敢えて英語に訳したのかが理解に苦しむ。何もかもをフランス語にしろとは言わないが、”マダム”と言う単語は日本人にも馴染みの仏語単語と言えるのでは無いだろうか、、、。
強いぞ、ガストン（歌詞）
ガストンの悪だくみ（歌詞）
＊ ガストン／松本宰二
＊ ル・フウ／中丸新将 他
松本の名歌唱が冴える。中丸も目立たないところを見ると実はうまいのだろう（下手なら耳障りなはずだから）。松本、実はコーラス指導者としても実力があるらしい。
ひとりぼっちの晩餐会（歌詞）
＊ ルミエール／若江準威知、江原正士（台詞）
＊ ポット夫人／ポプラ、福田公子（台詞）
で？
愛の芽生え（歌詞）
＊ ベル／伊東恵里
＊ 野獣／山寺宏一
＊ ルミエール／若江準威知、江原正士（台詞）
＊ ポット夫人／ポプラ、福田公子（台詞）
＊ チップ／山口淳史
＊ コグスワース／熊倉一雄
伊東、、、。何故ここまで素晴らしい歌手が地球上に存在するのかと、“素晴しい一日”（劇団四季ミュージカル〜夢から醒めた夢〜）、を聴く度に思う。透き通る、それでいて柔らかさのある澄んだ歌声。素晴しい音感を持っているのは歌を聴けば分かる。多分生まれてから一度も音をはずした事が無いであろうと思わせる程だ。以前NHKの番組で石川禅（彼にも大きな拍手を！ディズニー長篇では出てないが、南部の歌では吹き替えをやっていると言う未確認情報あり）という俳優と“A
whole new world”を英語で歌っていた。以来、”彼女は英語で歌わない方がいい”と言うのが私の個人的意見となったのだった、、、。
人間に戻りたい
未聴につき発言無し。
夜襲の歌（歌詞）
＊ ベル／伊東恵里
＊ 野獣／山寺宏一
＊ ルミエール／若江準威知、江原正士（台詞）
＊ ポット夫人／ポプラ、福田公子（台詞）
＊ コグスワース／熊倉一雄
＊ ガストン／松本宰二
＊ モーリス／あずさ欣平
松本の独り舞台である。日本語版全体を見てもこれだけ聞き応えのある男性ソロ録音はあまり無いのでは無いだろうか（ま、この歌はソロ曲では無いが）。他には”罪の炎”〜ノートルダムの鐘〜くらいでは無いか。
美女と野獣（歌詞）
＊ ポット夫人／ポプラ、福田公子（台詞）
＊ チップ／山口淳史
湯川が”美女と野獣〜”などと言う下らない訳詞をつけなかったことで救われた。”Beauty and the Beast”の歌詞を”愛の扉”と訳したことで巧くこなしたと思う。
奇跡の変身（歌詞）
どこのコーラスがやってるのか分かる方、メール下さい。
しかし、全体として余り歌として充実してるとは思えないが、、、？